先日Studio Jに荷物が届きました。オーディオ天使からで5本のカスタム電源ケーブルと二本のカスタムマイクケーブル(一本は特別のシールド付き)が入っていました。非常にエキサイティングな午後の始まりでした。まずはDynaudio Acoustics BM 15Aのアクティブ・ニアフィールド・モニターとKonnekt 24Dのオーディオインタフェースの電源ケーブルを取り替えて聴いて見ました。
いつもの様に「今以上には良くならないだろう」と思っていましたが、オーディオ天使からの荷物ですから期待は膨らみます。一番最初の曲、Roger Watersの「Watching TV」を聴いて、椅子から転げ落ちそうになりました。曲の中の効果音のテレビの音が後ろから聞こえてきたのです。壁に反響して戻って来た音ではなく、本当に音が後ろから出ている様に聴こえました。他の曲ではそのような効果音はなかったので後ろから音が聴こえるようなことはなかったのですが、リバーブの響きはスピーカーからではなくスピーカーの後ろと頭の後ろから聞こえる様になりました。電源ケーブルを変えるだけでステレオの音から3Dの様な深い音場になりました。コントロールルームの壁がなくなり、レコーディングの中の様子がそのまま聞こえるようになりました。
次はRed 6とGraceのプリアンプの電源ケーブルを取り替えて常用ケーブルのMonsterマイクケーブルでレコーディングして見ました。非常に良い音でした。以前よりさらにクリアーで暖かい音なりました。その後オーディオ天使が送ってきたカスタムケーブルを接続して見ました。シールド付の方はかっこいい黒いメッシュで包まれており、もう一本グリーンのケーブルに、アルマイト処理のブルーXLRコネクターでした。アルマイト処理は音に影響がないと思いますが、アルマイト処理したXLRコネクターはかっこいいです。
KM184のステレオペアのマイクに、一本はシールド付の黒い「ダースベーダー」の天使ケーブルともう一本のグリーンとブルーの天使ケーブルを通して「Sarah Maria」を歌いました。音は基本的にはMonsterケーブルと同じような系統の音ですが、さらに分解能が高くなりました。特にシールド付のケーブルの方は「分解能が高すぎる」と感じました。(すべての音を隠さないで通しますので演奏の下手な部分は丸見えになります)シールドなしのケーブルが分解能と暖かさのちょうどいいバランスがありました。一般の考え方は暖かい音は分解能が低いと高音域が押さえている様に思われますが、そのような事はないです。このケーブルで高音域の分解能が高く、音全体が暖かいです。不思議!
オーディオ天使はまた来ると言っています。 えぇ~もっとよくなるの!?
コメントをお書きください