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オーディオ天使からの第二回目のプレゼント(Part 5)

今日はまたオーディオ天使から荷物が届きました。オーディオ専用のファイアワイヤケーブルでした。天使の初訪問の時覚えてますか?彼はMacからKonnect 24に繋がっている普通のファイアワイヤケーブルに特別の素材を巻きました。想像出来ないほど音が変わりました。その時、データーケーブルによって音が変わる事が良く分かりました。

最初は、まだ記憶残っている昨晩録った曲に聴いて見ました。びっくりしました。急にすべてが広くなりました。ベールが抜けて、高音域の上限がなくなったと感じるほどでした。音は非常に自然で正確な感じでした。ファイアワイヤのケーブルと取り替えるだけでシステムがまたさらに良くなりました。

その後、いつものプレーリストを聞いて見ました。曲全般の音がさらにクリアに聴こえたのですが、昨日の録音の様な極端な差は感じなかったです。自分の耳が良くなった音に慣れた可能性があります。と言っても、大きな音の変化がありました。曲がコンプレスされている感じが減りました。音のアタックが無理なく再生されている様に聴こえました。一番分かりやすかったのは女性のボーカルでした。ボーカリストの無理している歌い方がなくなり、声の音がスピーカーからスムーズに流れてきました。「なるほど、これがSarah McLachlanの本当の声だ!」奇麗!彼女の声がぽっかりとスピーカーの間に浮かんでいる様に聴こえました。ドラム、パーカーション、ギター、ベースなどの強い音がクリアで「コンプがかけてない」様な音でした。まるで誰かが、ステレオバスのコンプを外した様に聴こえました。

比較する為に、古いほうのファイアワイヤケーブルでプレーリストを聴きました。30分前に、その魔法の白い素材に巻かれたケーブルが最強のファイアワイヤケーブルでしたが、印象が変わりました。大満足していた、クリアで広がり感のある音が、今度は暗くて、コンプレスされている様に聴こえました。その音が悪い訳ではなく、依然として非常にいい音でしたが、新しいファイアワイヤケーブルほど良くなかったです。

ファイアワイヤケーブルが再生の音に影響があるなら、録音にも深い影響があると思いました。次はレコーディングを試しましょう。マイクとプリアンプは昨日の夜のレコーディングの時の設定と変わっていませんのでもう一回同じ曲をレコーディングしてみます。

ギターとボーカルのLullabyeの歌をレコーディングしました自分の声は調子良くなかったのですが、ボーカルが非常にクリアでギターの弦の音がはっきりして、低音域が強すぎず、しっかりした音になりました。一般的に、音がクリアになったと言われると高音が強調されたと思いがちですが、今のクリアさは高音が増えたわけではなく、高音域にあったノイズと歪みがなくなり音が3次元的に再生出来たのです。

最後のテストは両方のファイアワイヤのケーブルを通してSarah Mariaをレコーディングする事でした。最初は新しいケーブルで録ってから古いケーブルで録りました。古いケーブルで再生した時ははっきり違いが分かりました。新しいケーブルで録った音の密度が高く、非常にクリアに聴こえました。古いケーブルを通して聴いても違いが分かると言う事は一般のシステムでも違いが分かると思います。

これでPart 5の記事になりますが、記事書く度に段々書きにくくなって来ています。今のところ個人的に、オーディオ天使のやっている事について気付いた事を書きたいと思います。すべての記事には「音が良くなった!」と書いてます。実は、毎回良くなっています。オーディオ天使が来る前は、Studio Jの音は素晴らしいと確信していました。本当に、音が良かったです。素晴らしいレコーディングもしたし、顧客は大満足でした。

オーディオ天使に学んだ事、そして今でも教えてもらっている事は、音を良くする事が出来て、その良くなった音聴いてから、以前の音を聴くとあまり良く聴こえない事です。新しくてそして更にクリアになった音を聴いてから、今まで聴いて音の中で一番クリアな音を聞き直してみましたが、曇ってて歪みがある様に聴こえる事はとっても変な体験です。今やっと気付きましたが、オーディオ天使はスタジオのシステムをアップグレードをしているだけでなく私の耳をアップグレードしてくれています。

新しい感覚に一歩でも踏み入れたら昔の感覚に戻る事が出来ません。オーディオ天使、本当にありがとう!